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男の子の性…親子で話し合っていますか?

性をコントロールできる大人に

思春期の男の子を持つ家庭では、親子で性について話すことはほとんどなく、親は見て見ぬふりをしていることも多いのではないでしょうか。一昔前と違い、性に関する情報は簡単に手に入れることができてしまいます。親は正しい知識を伝える必要がありそうです。

◆男の子の第二次性徴は10代前半から始まります。体つきが筋肉質になり、声変わりがあり、発毛や精通が起こります。これらの始まりには個人差がありますが、精通を迎えるのは早くて10〜11歳、遅い子では18歳、最も多いのは12〜13歳だそうです。

◆思春期になれば、体の変化とともに性に関心を持つのは当たり前のこと。間違ったことをうのみにさせないためにも、正しい知識を持ってもらう必要があります。体の変化や精通が大人になるための大切な準備であることを、まじめに話し合ってみてはどうでしょうか。

◆特に親として心配なのは、わが子が性的な関係でトラブルを起こしたり、巻き込まれたりしないかという点かと思われます。実際に、10代の男女間でのデートDVや、10代女子の望まない妊娠が増えています。

◆デートDVとは、カップル間で起こる性的行為の強要や暴力全般のこと。メールや着信をチェックし行動を制限する、他の友人と会うことを禁止する、気分次第で怒鳴ったりバカにしたりする、別れさせない、このような行動も含みます。10〜20代女性の4〜5人に1人は、何らかの被害を受けたというデータもあります。

◆また、避妊をしないセックスによるリスクは、しっかり伝える必要があります。妊娠の可能性、双方とも性感染症にかかる恐れ、感染すれば将来の不妊にもつながりかねないこと、これらを指導するのは大人の役目です。家庭ではなかなか話題にしづらいということもあるかと思います。男の子向けに正しい知識を教える書籍も出ています。トイレに置いたりして、家族内で知識を共有するというのもいいかと思います。

◆思春期はまた、自分の性別違和にも気づきやすい時期です。以前は性同一性障害といいましたが、差別意識をなくすよう「性別違和」と呼ぶようになりました。体の性と心の性が不一致であること、恋愛相手に求める性が異性ではないことなど、親はもちろん友人にも話せず深く悩んでいる子は少なくありません。

◆学校の保健室などへ性別違和の相談をしている児童生徒は全国に約600人、これは氷山の一角ともいわれています。本人にとってふさわしいと思える性別を選択できるよう、精神科医をはじめとした専門家のサポートを受けることも大切です。もし子どもに変化を感じたら、きちんと話す機会を作ってください。

(監修:よしの女性診療所所長 吉野一枝/2015年10月21日)

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