モバイルサイト「ケータイ家庭の医学」はこちら!
http://sp.kateinoigaku.ne.jp/

希望する子どもの数は0人!?

あなたは子どもが欲しいですか?

厚生労働省の調査によると、「子どもはいらない」という独身の若者が10年前に比べて増えていることがわかりました。その一方、既婚者が望んでいる子どもの数は「3人以上」が多数派という結果も。若者の意識にどんな変化があったのでしょうか。

◆2015年7月、厚生労働省は2003年と2013年に実施された「21世紀成年者縦断調査」の回答を比較・分析した結果を公表しました。この調査は、男女の結婚・出産・就業などの実態や意識の経年変化を継続的に追い、少子化対策などに役立てる目的で行われているものです。

◆これによると「子どもを希望しない」という独身者の割合は、03年に男性が8.6%、女性で7.2%でしたが、13年では男性15.8%、女性11.6%と10年間で大きく増加しています。

◆一方、既婚者が望んでいる子どもの数は、03年は「2人」が最も多かったのに対し、13年には「3人以上」を希望する割合が、男性46.2%、女性47.4%と多数派になっているのです。子どもを欲しくない派と、もっと欲しい派が二極化していると言えるでしょう。

◆独身の若者は、なぜ子どもを欲しくないと思うのでしょうか。調査によると、「子育て・教育に出費がかさむ」「自分の自由な時間が持てなくなる」「子育てによる心身の疲れが大きい」といった項目が高比率でした。「出費がかさむ」ことは、子どもが欲しいと思う若者も感じており、経済的な負担に対する不安が大きな理由として挙げられています。

◆実際、調査対象の男性のうち、非正規社員でこの5年間に結婚をした人はわずか12%で、正規社員24%の半分にとどまっています。収入面でいえば、年収「100万円未満」の男性がこの3年間に結婚した割合は「年収400万〜500万円未満」の半分を下回っています。

◆また、子どもを欲しくない若者は、子どもに対して「感じていることは何もない」という項目の比率も高くなっています。最近は結婚そのものを望まない若者も増えており、結婚への意欲の低下とともに、子どもへの関心も薄れているのではないか、とも指摘されています。

◆厚労省では今回の結果について、非正規社員の広がりや結婚観の変化など、社会的な要因が複雑に影響していると分析しています。また、この10年間で第2子以上が生まれている割合は、休日における夫の家事・育児時間が長いほど高くなる傾向にありました。経済状況の安定と育児への協力体制づくりが、少子化対策のカギを握っているようです。

(監修:よしの女性診療所所長 吉野一枝/2015年11月26日)

気になる身体の症状を
◆チェック◆
症状チェック 食事記録 お薬検索 病気検索

『家庭の医学』

1969年の発行以来、
累計約330万部の
ロングセラーの最新版

総監修:聖路加国際病院院長
福井次矢

信頼の『家庭の医学』最新版を
iPhoneアプリにギュッと凝縮!


外出先でのアクシデントの際にも活躍!


はい、いいえで答えるだけで、気に
なる症状の対処方法がわかる!

1日数行で心をたてなおす

森田式ダイアリーのすすめ

神経症や心身症の苦しみを、自学自修の日記療法で克服する
著:林内科クリニック院長 林吉夫
定価1,512円(本体1,400円)

お医者さんの話がよくわかるから安心できる

「膵がん」と言われたら・・・

膵がんの診断と治療についてわかりやすく解説
著:杏林大学学長・同大学名誉教授 跡見裕 / 杏林大学医学部消化器・一般外科准教授 阿部展次
定価1,620円(本体1,500円)

専門のお医者さんが語るQ&Aシリーズ

甲状腺の病気

進歩した薬物療法、放射線療法、外科療法の情報を紹介
著:東京女子医科大学内分泌疾患総合医療センター内科・大学院教授 佐藤幹二
定価1,458円(本体1,350円)