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お酒を飲むときは、水分補給も

脱水や二日酔い予防に

すきっ腹でお酒を飲まないという注意をしている人も、途中で水を飲むまで実行している人は少数かもしれません。アルコール=水分と勘違いしていませんか。お酒を飲んだら水をとる、のメリットをご紹介します

◆ビールにワイン、ウイスキー、日本酒、焼酎……適度なお酒は「百薬の長」に、またストレス解消やコミュニケーションの潤滑油にもなります。一方で気をつけたいのは、お酒を飲めば飲むほど脱水症状が進む点です。お酒を飲んだら、必ずコップ1杯の水を飲むように心がけましょう。

◆理由は、アルコールが持つ利尿作用にあります。種類を問わずアルコールをとると、飲んだ量の約半分以上が尿で排出されます。特にビールは利尿作用が強く、体の中の水分が大量に出ていってしまいます。お酒を飲むときに水分を補給することで脱水を防ぎ、尿からのアルコールの排出も促します。

◆また、水分補給は二日酔いの予防にも役立ちます。胃や腸で吸収されたアルコールは、肝臓でアルコール分解酵素によって有害物質のアセトアルデヒドに分解され、段階を経て最終的には酢酸(さくさん)と水となって無毒化されます。

◆二日酔いは、大量にアルコールをとることで、アセトアルデヒドが分解されないまま血液中に流れ出すことが一因です。お酒を飲むときに水をちゃんととっていれば、血中のアルコール濃度やアセトアルデヒドが薄まり、肝臓への負担も軽くなります。

◆水を飲むタイミングは、いつがベストなのでしょう。おすすめは、お酒と一緒にとること。ウイスキーなら水割りやチェイサーでもOK。ビールなら、飲む前や飲んだ後にコップ1杯の水をのみましょう。寝る前に飲んでも構いません。

◆ほかにも、グレープフルーツジュースやトマトジュースもおすすめです。ポリフェノールなど健康に役立つ成分が含まれており、アルコールの代謝を促すことがわかっています。緑茶もカテキンなどポリフェノールが含まれていますが、一方でカフェインも含まれます。寝る前は胃の負担になることもあるので、水を飲むのが最適でしょう。

◆お酒を飲む際には十分に水を飲み、トイレに行って体内のアルコールをなるべく早く分解・排出させることが大切です。ただし、前提としてお酒の飲み過ぎには、くれぐれもご注意ください。アルコール障害(依存症)、肥満や肝臓病、痛風など、さまざまな病気につながります。

(監修:虎の門病院 内分泌代謝科医長 宮川めぐみ/2017年11月17日)


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