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紫外線対策を再確認しよう

光老化を防ぐ

5月から紫外線の量がぐんと増え、いよいよ太陽の季節の到来です。紫外線は老化を促進させ、肌のシミの原因になるなど、美容の大敵として知られているほか、アレルギー症状を起こす原因にも。夏に向けて、紫外線対策を再確認しましょう。

◆紫外線対策用として、日焼け止めや日傘、サングラス、帽子など、さまざまなグッズが市販されています。美容に加えて健康にも影響することで、女性だけでなく男性、子ども、高齢者にも紫外線対策は必要。すでに、しっかりガードしているという人も多いと思いますが、改めて確認してみましょう。

◆まず、紫外線に関係した病気として、皮膚に発疹ができて赤くなったり、かゆみが出たりする日光過敏症と呼ばれるアレルギー症状があります。春のうちに症状が出て、真夏になると紫外線に慣れて治まる人もいれば、日ごろあまり日に当たらない人が突然強い日差しを浴びて発症する場合もあります。

◆日光過敏症の1つである日光じんましんは、光を浴びた手足などを中心に赤い発疹がポツポツと現われます。激しいかゆみを伴いますが、日光を避けると数時間以内に症状がなくなるのが特徴です。

◆同じように光を浴びた部位に発疹ができる病気として、多形日光疹もあります。原因ははっきりしていませんが、やはり、かゆみと赤みを伴い、熱をもって腫れたようになります。そのほか、降圧剤や抗菌薬、抗うつ薬、抗不安薬などの薬剤を服用している人が日光に過敏になり、紅斑が現れることもあります。

◆女性にとっては慢性の紫外線障害である光老化も気になるところです。光老化では皮膚の張りがなくなり、シミやしわ、たるみとなって現れます。加齢による老化とは異なり、紫外線対策による予防や改善が可能です。

◆紫外線対策として日焼け止めや日傘を活用している方は多いと思いますが、意外と盲点になりやすいのが目です。日本人はサングラスをかけるのに抵抗がある人も多いようですが、紫外線を大量に浴びると白内障や翼状片などのリスクも高まります。UVカット効果をしっかり確認して上手に活用してください。

◆ほかに、体の内側からの対策として考えたいのが食事です。ビタミンCには、シミやそばかすの原因になるメラニン色素の生成を抑えるほか、抗酸化作用から老化の予防にも役立ちます。ビタミンE、Aも重要。さらに、細胞の再生に必要なミネラルである亜鉛も皮膚を健康に保つ働きがあります。

◆美容や老化の大敵とされている紫外線ですが、その一方で私たちの健康に重要な役割を果たしている側面も忘れてはいけません。カルシウムの吸収に不可欠なビタミンDは、皮膚に光を浴びることで合成されます。適切な紫外線対策で、イキイキと活動的な夏を過ごしましょう。

(監修:関東中央病院 皮膚科特別顧問 日野治子/2014年6月11日)


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