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洋服で紫外線対策!UVカット率95%も

衣類の目安は「UPF」

夏を前にして、毎年気になるのが日焼け対策。紫外線の量は年々増加傾向にあるようです。紫外線ケアでは体の外側からだけでなく、ダメージを受けても回復できるよう内側からの対策も意識しましょう。

◆梅雨が明ければ、紫外線が気になる時節の到来です。シミ、そばかす、しわなどの原因となるだけでなく、皮膚がんや白内障の発症につながることは、今や多くの方が知っていることと思います。

◆紫外線から私たちを守っているオゾン層の破壊が指摘され始めたのは1980年代。その後、原因となるフロン等の規制が行われています。1990年代半ばからは緩やかに回復しているとの報告もあるものの、紫外線の量は年々増加する傾向です。

◆こうした地球環境の変化に対して、WHOでは紫外線の危険度を示すためのUVインデックスを発表しています。紫外線量を「1」から「11+」のクラスに分け、「中程度」(3〜5)や「強い」(6〜7)では紫外線対策をして外出するよう勧告。「8」以上では外出を控え、やむを得ない外出時には必ず紫外線対策を行うことが望ましいとしています。

◆実際にUVインデックス「8」以上の日は、徐々に増加してきているようです。気象庁の発表では、その原因としてオゾン層だけでなく、紫外線を散乱・吸収するエーロゾル(大気中の微粒子)の減少や雲量の減少も考えられるとしています。

◆そこで、気になるのが紫外線対策。まずスキンケアでは、日焼け止めの下地クリームやファンデーションなどで紫外線をブロックしましょう。UV-A(紫外線A波)はPA(「+」の数が多いほうが効果的)、UV-B(紫外線B波)はSPF(数字が大きいほうが効果的)が防御効果を表す指標です。

◆また、紫外線は目にも影響を与え、白内障などの発症にもつながります。そのため、UVカットレンズのメガネやコンタクト、サングラスで目を守ることも必要です。つばのある帽子や日傘、手の日焼けが気になる方は手袋、首筋のスカーフなども上手に活用してください。

◆さらに、最近では衣類にもUVカットの素材が使われるようになってきました。主にポリエステルやレーヨンなどに酸化チタンを練り込み、紫外線を反射させて皮膚に届かないようにしたもので、UPF(15〜50+)が目安です。

◆UPFは「40〜50+」「25〜39」「15〜24」の3段階があり、それぞれUVカット率95%以上、90%以上、85%以上を表します。日常生活ではUPF15くらいでも十分。また、木綿よりも化繊、色や柄の入ったもののほうがより紫外線を防ぎやすいことも知っておくと役立ちます。

◆一方、紫外線対策では体の外側からだけでなく、内側からのブロックも考えてみる必要があります。体の回復力を高めることで、紫外線によるダメージを受けた細胞の再生を促すという方法です。

◆具体的には、ビタミンCやポリフェノール、アスタキサンチンなどの抗酸化物質を含む食品やサプリメントの摂取が有効と考えられます。また、たんぱく質や亜鉛、ビタミンEなどの摂取も、肌や髪のコンディションを維持する上で有用です。

◆アウトドアに出る機会も多くなるこれからの季節。体の外側と内側からしっかり紫外線対策をして、活動的に過ごしましょう。

(監修:関東中央病院 皮膚科特別顧問 日野治子/2015年6月22日)

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