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新しいダイエットの指標「LBM」とは

脂肪以外の組織の総重量

健康的な体型を示すための目安としてはBMIがありますが、最近になってLBMと呼ばれる指標が注目されています。脂肪を除いた体重のことで、脂肪は落としても筋肉量は維持することが基本となるダイエットを進める場合、有用になると考えられています。

◆メタボリックシンドロームや肥満の指標としてよく知られているのは、BMI(体格指数)でしょう。体重(kg)÷ 身長(m)×身長(m)で表し、25以上で肥満、18.5未満では低体重とされています。しかし、BMIは体重と身長のみで割り出すことから、体脂肪率が考慮されていない点が指摘されていました。

◆そこで最近、注目されているのがLBM(Lean Body Mass)です。「除脂肪体重」を指し、その計算式は、体重−体重×(体脂肪率÷100)。全体重のうち、脂肪以外の組織(骨、内臓、筋肉、水分など)の総重量を表します。最近の体重計では体脂肪率を測定できるタイプも多いので、比較的容易に数値を知ることができます。

◆例えば、年齢30歳の女性で、身長160p、体重60kg、体脂肪率25%の場合、LBMは45kgになります。健康的な体を目指すための指標としてはもちろん、脂肪は落としても筋肉量は減らさないことがポイントとなるダイエットを進める場合にも、有力な指標になると考えられています。

◆体重は変わらなくてもLBMが下がった場合は、筋肉量が減り基礎代謝量が低下しているということです。そのため、太りやすくなるだけでなく、骨や内臓を支える筋肉も弱まり、運動機能の低下や、胃や腎臓など臓器の不調につながる恐れもあります。

◆そうした意味では、健康的な体を目指すには、体重だけでなくLBMも把握しておくことが役立ちます。LBMを低下させない、または維持するためには、やはり日ごろの運動がカギ。早足で歩いたり、なるべく階段を使うようにするなど、普段から生活の中に適度な運動を取り入れることを意識してください。

◆加えて、筋肉となるたんぱく質を意識して食事に取り入れるとより効果的です。サバなどの魚類、肉なら鶏の胸肉やササミ、豚・牛のもも肉ならダイエットにも有用。卵や大豆製品でも補給できますので、バランスの良いメニューを工夫してください。

(監修:目黒西口クリニック院長 南雲久美子/2015年9月21日)

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