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体の内外から紫外線を防ぐ

肌ダメージを防ぐために

日差しが強くなる季節。紫外線は、皮膚、目、髪など全身にダメージを与えます。紫外線対策として、最近は体の内側からのケアも注目されています。効果的な対策を紹介しましょう。

◆日光を浴びると、皮膚はメラニン色素を生成し、紫外線を吸収しようとします。増えたメラニン色素は新陳代謝によってはがれ落ちますが、強い紫外線に長時間浴びるとメラニン色素の生成は過剰となり、シミやそばかすの原因になります。

◆また、真皮を構成するコラーゲン線維などは、紫外線を浴びると減少することがわかっています。これにより肌の弾力性は減少、シワやたるみとなります。髪も、パサつき、退色、劣化などのダメージを受けやすくなります。

◆紫外線は、目にも大きくダメージを与えます。角膜を傷つけて炎症を引き起こすほか、白内障や加齢黄斑変性などの病気の要因となることもわかっています。

◆紫外線によって、細胞の遺伝子が傷つけられることがあります。ほとんどは自然に修復されますが、大量に紫外線を浴びると修復が不可能になる場合も。その結果、皮膚がんといった深刻な病気を引き起こしかねません。

◆体から紫外線を守るためにも、しっかりUVケアを行いましょう。肌が露出する部分には日やけ止め剤を使用し紫外線を遮断します。紫外線カットの衣類や日傘、帽子を活用するのもよいでしょう。

◆サングラスは必ず紫外線カットのものを選んでください。暗いところでは瞳孔が開いてしまうので、色がついているだけのレンズでは、かえってたくさんの紫外線を受けてしまう可能性があります。

◆内側からのケアも重要です。体内に増えた活性酸素を減らし、皮膚細胞の新陳代謝を促すために、バランスのよい食事を心がけましょう。積極的にとりたい栄養素としては、ビタミンB群、C、E(卵、アーモンド、キウイ、ピーマンなど)があります。

◆そのほかにも、βカロテン(にんじん、かぼちゃ、ブロッコリー、ほうれんそうなど)、リコピン(トマト、すいかなど)、イソフラボン(大豆、豆腐や納豆などの大豆製品)をとるようにしましょう。

◆最近は「飲む日やけ止め」が話題になっています。多くはローズマリーや柑橘系の果実、シダ植物から抽出したポリフェノールの一種でできており、体内の活性酸素を抑えたり排除したりする効果があるといいます。

◆ただし、飲む日やけ止めは、紫外線を遮断するわけではありません。日傘や帽子、サングラス、日やけ止め剤などを組み合わせて、体の内側と外側両面から紫外線を防ぐことが望ましいでしょう。

(監修:目黒西口クリニック院長 南雲久美子/2018年6月25日)

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