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すべての子どもに家庭を…里親制度とは

温かい環境で育てる

毎年10月は「里親月間」。何らかの事情によって親と暮らせない子どもを、家庭環境のもとで養育する制度が「里親」です。里親月間では、国をはじめ、自治体や関係団体など、里親制度について普及啓発を行っています。

◆厚生労働省によると、親の養育を受けられない子どものうち、里親制度を利用している割合は、全国平均で18.3%(平成28年度)。養育家庭に恵まれない子どもたちの多くは、施設での集団生活を余儀なくされています。

◆このような実情を踏まえ、平成29年に「改正児童福祉法」が施行されました。親が養育できない子どもは、家庭と同じような養育環境(里親・ファミリーホーム・養子縁組など)で、継続的に養育されることが原則であると明確化されました。

◆これにより、里親支援や養子縁組などの援助は、都道府県(児童相談所)の業務として位置づけられ、より制度の充実が図られる見通しです。

◆里親制度には、いろいろな形があります。ひとつは「養育里親」。家族と暮らせない子どもを一定期間、自分の家庭に迎え入れて養育する里親です。そのうち虐待を受けていたり、非行、障害などの理由で専門的な支援を必要とする場合は「専門里親」が預かります。

◆「養子縁組里親」は、将来養子縁組を希望する里親です。また、両親が死亡、または行方不明になったなど、祖父母などが子どもを養育するのが「親族里親」です。いずれも里親には国から養育費や里親手当が支給され、都道府県によっては独自の金銭支援を行っている場合もあります。

◆養育里親になるためには、心身ともに健全である、子どもの養育に熱意と愛情がある、経済的に困窮していない、養育里親研修を修了しているなど、一定の条件が定められています。

◆里親制度に関心がある場合、まずは地域の児童相談所に問い合わせてください。また、全国共通ダイヤル189(いちはやく)は、各地の児童相談所に自動的につながる基本的な窓口です。なお、この番号は、子どもを育てたいと願う人のほかにも、思いがけない妊娠などで産後の養育を心配する人にも開かれています。

(監修:医療法人社団秀志会 松平小児科院長 松平隆光/2018年10月16日)

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